マダラ(タラ目タラ科)
マダラについて
北方系の魚で、日本海や、太平洋の北部に生息しています。夏場は深場におり、冬場に浅場に移動してきます。そのために、冬場の水揚げが殆どで、冬の魚となっています。
非常に大きくなる魚で、1メートル超、20kgを超えるようなサイズまで成長するようですが、1メートルを超えるようなサイズは殆ど見かけることはありません。
棒ダラ(マダラの干物)に代表されるように、昔より身近な食材として利用されてきた魚です。近年は、輸入物が増え、流通量も多くなっています。
非常に鮮度落ちが早い魚で、産地以外は刺身で食べる事は難しいようです。ただ、加熱して食べたり、加工して食べるのが一般的なために、刺身以外の食べ方でも十分にマダラの美味しさを堪能できます。
マダラと言うと、オスの白子。オスの白子は珍味として有名です。その為、マダラはメスよりオスのほうが高値で流通します。
マダラの白子だけをアラスカなどから輸入して国内の需要を賄っていますが、鮮度の良い国内産の白子と冷凍の輸入物の白子とでは全くと言っていい程味わいが違います。白子が苦手と言う人も、一度国産の物を食べると苦手で無くなるかもしれません。
また、小振りの物で白子や卵が腹に入っていないマダラを「ポンダラ」と呼びます。白子や卵がない分、安価で流通します。
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●水揚げ頻度
★★★
鳥取で秋から春にかけて水揚げされます。
●味の評価
★★★★
古くから地域の人に親しまれている惣菜魚です。また、オスの白子は珍味として知られます。
●流通価格
★★★
白子入りのオスは高値で流通。その他はそれほど高くない値段で流通します。
マダラの調理法など
マダラの白子ポン酢
マダラの鍋物
良く利用される調理方法
鍋物、煮物、ムニエル、フライ、昆布〆、汁物など。
古くから鍋物や煮物で食べられてきた魚。特に寒い時期の鍋物は非常に身近な食べ物で美味として重宝されています。また油との相性も非常に良い為に洋食素材としても重宝します。
マダラを食べたお客さまからの声
お客さまからのお便りその1
今までタラの白子を何度か食べたことはあったのですが、正直あまりおいしい食べ物と思ったことはありませんでした。しかし、今回食べた白子は今まで食べた物とは別物でした。
きめの細かいクリーミーな味わいと言う感じです。
臭みや嫌味が全くなく本当に美味しく食べさせて頂きました。ありがとうございます。
各産地での月度別状況
- 鳥取
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 播磨灘
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 有明海
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 室戸岬
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 萩・益田
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
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