イヌノシタ（カレイ目ウシノシタ科）
イヌノシタについて
ヘンな名前の魚ですよね。この魚、一般的には「アカシタ」と呼ばれて流通しています。
別の種類の魚で、見かけが殆ど同じ魚で、「アカシタビラメ」と呼ばれる魚があります。
しかし、「イヌノシタ」も「アカシタビラメ」も両方とも基本的には、アカシタの名前で流通しています。きちんと両者を区別して販売していることは殆どありません。また、アカシタビラメよりも本種イヌノシタの方が多く流通しています。
産地ですら上記のような扱いなのですが、一般的には他の種類でもある「クロウシノシタ」などとも混同され、「シタビラメ」の名前で流通することが多くなっています。
洋食、特にフレンチなどでは高級食材として知られています。本種のムニエルなどは非常においしいですよね。シタビラメのムニエルなる物は、本種が利用されることが多いです。
小型の物は、身も薄く食べにくい魚でもあり、安価となります。大きなサイズとなると身も厚くなり十分な旨味を感じる事が出来る魚になります。
●イヌノシタが入荷した時にメールでお知らせ！
ご指定のメールアドレスにお知らせ致します。
●水揚げ頻度
★★★
播磨灘赤穂で冬頃を中心に水揚げされます。
●味の評価
★★★★
産地では惣菜用の魚として一般的に流通します。産地以外では洋食素材として知られていますが、あまり身近な魚とは言えません。
●流通価格
★★★
20センチ程度の小さなサイズは比較的安価な値段で流通しますが、30センチクラス以上のムニエルなどに使いやすいサイズになると結構な高値で流通します。
イヌノシタその他
シタビラメのムニエル
良く利用される調理方法
ムニエル、ソテー、煮付け、塩焼き、唐揚げ、干物、刺身など。
この魚の料理方法でメジャーなものはやはり、ムニエル、ソテーなどの洋食素材としての利用です。
また、煮付けにしてもおいしく食べれる魚です。非常によいダシを出してくれる魚です。
鮮度が良ければ刺身でも美味しい魚です。
各産地での月度別状況
- 室戸岬
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 鳥取
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 播磨灘
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 萩・益田
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 有明海
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
イヌノシタ関連カテゴリー
イヌノシタを食べられた方の感想や写真の投稿を募集しています！
皆様からの感想や画像をお待ちしております！
のん気な魚屋の水揚げされる鮮魚の紹介のページをより充実したページとする為に、皆様から魚を食べた感想や鮮魚の画像、実際に調理した料理の画像等の投稿をお願い致しております。
こちらのアドレスより応募下さい。tarou@mokuyouichi.com
募集要項をご確認の上、記載必要事項をご記入頂き投稿して下さい。募集要項詳細のページ