ベニズワイガニ(ケセンガニ科ズワイガニ属)
ベニズワイガニについて
ズワイガニ(松葉ガニ)と比較して、茹で上げる前から赤い色をしている事から、この名前が付いています。主に水深500m~2000mの深海に生息するのが特徴です。
現在では、かご漁法による漁獲のみ行われています。日本海側の主要な水揚げ港としては、境港(鳥取県)、香住港(兵庫県)、氷見港(富山県)などが有名です。
ベニズワイガニは、活けの状態での流通は殆ど無く、茹での状態か、加工品として出回る事が殆どです。
理由としては、活きているとどんどん足を離すために、商品にならなくなります。
2つ目は本種のかにミソはあぶらがよく乗っており、生の状態では甲羅の中が酸化しやすく1日たつと色が黒くなってしまう事があげられます。
松葉ガニに比べ身の繊維が繊細で、水っぽいと評価される方もいますが、瑞々しく独特の甘みがあるのが特徴です。
ベニズワイガニのメスは、資源保護の観点から全面禁漁となっており水揚げされることはありません。
松葉ガニに比べて流通価格がかなり安くなるため。松葉ガニ漁のおこなわれる11月から3月にかけては底引き網漁の船が松葉ガニの漁を中心に行うため、ベニズワイガニの水揚げは少なくなります。
近年は、松葉ガニとベニズワイガニのハイブリットの黄金ガニが有名になってきています。
松葉ガニ、ベニズワイガニの良いところを持ったカニとして紹介されたりしています。また生息数が少ないため水揚げも非常に少ないカニです。
しかし、松葉ガニと比べると味は劣ると見られており、流通価格も松葉ガニと比べるとかなり安い価格でしか流通していません。
●ベニズワイガニ入荷時にメールでお知らせ!
ご指定のメールアドレスにお知らせ致します。
●水揚げ頻度
★★★
日本海側で底引き網漁の行われる9月から5月に水揚げされます。加工用がメインのカニなので入荷は少なめです。
●味の評価
★★★
ズワイガニと比べると味は劣るとされますが、美味しいカニです。
●流通価格
★★★
ズワイガニと比べるとかなり安い値段で流通します。また、他の大きなカニ類と比べても比較的安価なカニになります。
ベニズワイガニの調理法など
良く利用される調理方法
茹でガニ、味噌汁など。
鮮度保持のためにボイルした状態での発送になります。
ベニズワイガニを食べたお客さまからの声
お客さまからのお便りその1
ベニズワイガニの丸のままは初めてでした。
加工品になったものは知らないうちに食べた事は数知れずあるとは思います。甘みを持った身の味わいは抜群の旨さです。加工品などとは違った旨さです。この味わいはおそらく加工品のカニでは味わう事は出来ないはずです。また、価格が安いので存分に味わう事が出来る事が何よりです。
各産地での月度別状況
- 鳥取
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 播磨灘
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 有明海
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 室戸岬
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 萩・益田
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
ベニズワイガニ関連カテゴリー
ベニズワイガニを食べられた方の感想や写真の投稿を募集!
皆様からの感想や画像をお待ちしております!
のん気な魚屋の水揚げされる鮮魚の紹介のページをより充実したページとする為に、皆様から魚を食べた感想や鮮魚の画像、実際に調理した料理の画像等の投稿をお願い致しております。
こちらのアドレスより応募下さい。tarou@mokuyouichi.com
募集要項をご確認の上、記載必要事項をご記入頂き投稿して下さい。募集要項詳細のページ