ブダイ(スズキ目ブダイ科)
ブダイについて
日本の磯の魚として身近な魚です。磯釣りの対象魚としてもメジャーな存在です。40センチ程度、1.5kg位のサイズまで成長します。
オスとメスでは色合いに違いがあります。上の写真はオスの色合いです。メスの方は赤っぽい色合いになります。サイズもオスが大きくメスは小型になります。
関西や室戸では「イガミ」と呼びます。オウムのような口をしている事から、英名は「パロットフィッシュ」となっています。何重にも生えてきているように見える歯は圧巻です。頑丈そうな歯をもっているのですが、この魚の主食は海藻類です。
旬は秋から冬です。磯に生息しており、海藻類を主食としているため、夏場は独自の磯臭さがある個体があるためあまり食べられません。しかし冬場になると磯臭さが無くなり美味しい魚に変わります。
ブダイに限らず、メジナなど磯魚は、一般的に秋から冬がおいしくなります。
しっかしした食感の白身は味わい深いです。また、皮目や、皮目付近にも旨みがあり、それを生かした料理方法がオススメです。
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●水揚げ頻度
★★
太平洋側で冬場を中心に水揚げされます。
●味の評価
★★★
流通量が少なく、味の評価は安定しません。また、季節的な要素もあり夏場と冬場の評価の違いもあり高評価を得るに至っていません。
●流通価格
★★★
味の評価も安定しないため比較的安い値段で流通します。ただ、冬場になると価格が少し高くなります。
ブダイの調理法など
良く利用される調理方法
刺身、霜造り、鍋物、付け焼き物、煮付け、ムニエル、フライ、天ぷらなど。
寒ボラは洗いにすると更に美味しく食べれます。血合の色合いも美しく、引き締まった身は高級魚にも劣らない味わいです。また、フライやムニエルなどにしても美味です。油との相性も良く、洋食用の素材としても十分に利用価値があります。
ブダイを食べたお客さまからの声
お客さまからのお便りその1
ブダイのほうは、鱗の大きさにびっくりしました。 皮目を生かして霜作りにしてみましたが、淡いきれいな桃色の上品な白身で、顔のごつさのイメージとのギャップの大きさにちょっと驚き、舌鼓を打ちました。
お客さまからのお便りその2
今回のブダイは「漬け」のニギリ寿司にしました。見た目と違いおいしいのにはビックリ。普通の刺身・鍋でも食べてみたいので又注文します。
各産地での月度別状況
- 鳥取
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 播磨灘
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 有明海
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 室戸岬
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 萩・益田
-
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ブダイ関連カテゴリー
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