コウイカ(コウイカ科)
コウイカについて
コウイカは、内部の背の軟骨が石灰質で出来ており、甲羅のような形をしている事からこのように呼ばれています。コウイカの種類は数多くいますが、日本でメジャーなのは,、本種「コウイカ」と「カミナリイカ」になります。
関東では「スミイカ」の呼び名で呼ばれることが多く、寿司ネタや天ぷらの素材として非常に身近で人気のあるイカです。
関西では「ハリイカ」と呼ばれ非常に身近なイカです。瀬戸内海播磨灘では活の状態での流通が多く、上の画像のように水槽に泳いだ状態で販売されているものをよく見かけたりします。
日本海鳥取、萩・益田や瀬戸内海播磨灘で水揚げされますが、日本海で水揚げされるものと比べると瀬戸内海産はやや小ぶりです。日本海側では500gサイズの物も揚がりますが、播磨灘では300gサイズ程度のサイズです。
本種は非常にスミの多いイカで、本種のスミはイカスミの料理などによく利用されます。関東では「スミイカ」名前の通りイカスミの真っ黒なスミが付いた状態のままで流通する事が多いです。それに反して西日本では上の画像のようにスミを洗い流した状態で流通させます。
肉厚の身はねっとりとして濃厚。
少し固めの身は、ケンサキイカの柔らかさと対照的です。一度冷凍をすると身は柔らかくなります。
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ご指定のメールアドレスにお知らせ致します。
●水揚げ頻度
★★★
日本海側、鳥取や萩・益田や瀬戸内海播磨灘で春を中心に水揚げされます。3~5月にかけての鳥取で比較的よく水揚げされます。
●味の評価
★★★★
身近で非常に美味しいイカとして定着しています。
●流通価格
★★★
アオリイカやケンサキイカと比べると安価。スルメイカなどよりは高い値段になります。
コウイカの調理法など
コウイカの握り
コウイカのお造り
良く利用される調理方法
刺身、天ぷら、ソテー、焼き物、煮付け、フライなど。
肉厚の身は、刺身にして適度な歯ざわりもあり濃厚な旨みと甘みを味わえます。天ぷらにしても非常に美味しく天ぷらの素材としても忘れる事は出来ません。天ぷらにすると肉厚の身の食感は抜群。旨味と甘みが天ぷらの衣と相まって絶品の味わいです。その他に煮物や焼き物にしても非常に美味で食感と甘みを感じられるイカです。
コウイカを食べたお客さまからの声
お客さまからのお便りその1
やっぱりコウイカは美味しいですね。一番好きな食べ方は天ぷら。コウイカの天ぷらは本当に美味しい。刺身でも抜群。これを食べだすと酒が止まりません。
各産地での月度別状況
- 鳥取
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 播磨灘
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 有明海
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 室戸岬
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 萩・益田
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
コウイカ関連カテゴリー
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