ズワイガニ(セコガニ)(ケセンガニ科)
ズワイガニメスについて
セコガニ、親ガニ、コウバコガニとは、ズワイガニのメスのことです。
山陰地方では、ズワイガニのオスの事を松葉ガニと呼び、メスの事をセコガニや親ガニと呼びます。
能登地方では、ズワイガニのオスのことを加能ガニと呼び、メスの事をコウバコガニと呼びます。
その他にセイコガニ、コッペガニ、母ガニなど各産地でさまざまな呼び名で呼ばれています。それだけ産地では庶民の味で身近なカニと言う事です。
資源保護の為に、漁期は厳しく制限されています。数年前までは、1年のうち、11月6日から1月10日までとされていましたが、現在は、11月6日から12月31日までとさらに短縮されています。それ以外の時期には水揚げがありません。
オスの松葉がには、数千円から数万円と非常に高価ですが、メスのほうは数百円からと買いやすい価格です。昔は、オスを購入するとオマケでメスのカニが数匹付いてきた時代がありました。
しかし人によっては、松葉ガニよりもセコガニのほうが美味しいという人も多い人気のカニです。濃厚な内子とカニ味噌の味わいは正直なところ癖になります。
ただ、残念ながら水揚げ量はやや減少している状態です。漁期も短縮されました。それに反して、セコガニの人気は以前より増しており、需要と供給のバランスが取れなくなってきています。
ここ数年、流通価格はかなり上がってきており、少しづつ手が届きにくくなってきています。
近い将来にはセコガニを食べる事が出来ない時代になるかもしれません。
●ズワイガニメス(セコガニ)の販売ページへ
鳥取産と兵庫県香住産のセコガニの販売を行っています。販売時期は11月初旬から12月末までの販売です。
●水揚げ頻度
★★
鳥取、香住で水揚げされます。漁期である、11月6日~12月31日の間に限り水揚げされます。それ以外は禁漁期間となります。
●味の評価
★★★★★
元々は地元でしか食べない様な扱いでしたが、味の良さはどんどん知られるようになっています。
●流通価格
★★★★★
もとは非常に安い物でしたが、水揚げ量の減少と消費量の拡大に伴い、流通価格は高騰する一方です。今現在は、かなり高い値段になっており、今後も高くなる可能性が高いです。
ズワイガニメスの調理法など
ボイルセコガニ
ボイルセコガニカニみそ
良く利用される調理方法
茹でガニ、味噌汁、カニ飯など。
茹でガニは、酒が好きな人にはたまらない一品となります。内子とカニ味噌だけでなく、濃厚な甘味を持つ身も絶品です。また味噌汁に入れると非常に良いダシが取れるため産地では冬の時期の味噌汁の材料として人気があります。炊き込みご飯に入れても非常に美味しく季節の味として人気があります。
ズワイガニメスを食べたお客さまからの声
お客さまからのお便りその1
セコガニを大変美味しくいただきました。
炊き込みご飯も上手に出来ました。外子は酢のもの 内子は、足とみそと混ぜて食べました。
ケガニや、タラバ と違ってあっさりした味でした。 今後も、美味しい海の幸を教えてください。
お客さまからのお便りその2
今年もありがとうございました。
いつも変わらない日本海の冬の味覚を今年も堪能させて頂きました。
ありがとうございます。来年も宜しくお願いします。
お客さまからのお便りその3
今回初めてセコガニを食べました。
今まで「おいしい、おいしい」と耳にしていましたが、これまで食べなかった事を後悔しました。
本当にクセになる味とはこんな感じ?って思いました。
家族が無言でカニを食べている異様な風景を想像して下さい。
年末にまたお願いしようと思っています。宜しくお願いします!
各産地での月度別状況
- 鳥取
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 播磨灘
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 有明海
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 室戸岬
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 萩・益田
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 香住
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
ズワイガニメス関連カテゴリー
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