高知県室戸岬の特徴
数多くの板前さんが認めた抜群の鮮魚が水揚げされるところです!
また、鮮魚セットのリピート率も高く、雑誌等でも絶賛の鮮魚たちを提供する産地です!
室戸岬 |
室戸岬の岩場 |
室戸岬漁港 |
室戸岬からの海 |
室戸岬には多くの漁港が集まっています。一つ一つの漁港としての規模はかなり小さい部類に入ります。
のん気な魚屋は、室戸岬に点在する漁港より魚を集めてくる事で量と種類を確保しています。室津漁港、椎名漁港、高岡漁港、室戸岬漁港、佐喜浜漁港の魚を中心に取り扱っています。
豊富な海産物資源、黒潮、室戸深層水により、美味しい魚が確保できるのです!
高知室戸岬の◎
- 魚種が豊富
- 魚価が比較的安め
- 珍しい魚種の水揚げもある
- 昼からも水揚げがある
高知室戸岬の×
- 漁模様が非常に不安定
- 活魚が少ない
- 関東.新潟.山梨は発送日翌々日着
(クロネコヤマト便) - ゆうぱっく発送の場合は送料が高くなる
室戸岬の漁港紹介
室戸では、地図の記載させて頂いている6か所の魚を扱っています。
各漁港ともに特色があり、また水揚げが多い日があれば少ない日もあったりと様々です。多くの漁港から魚を集めてくる事で、状態の良い魚を安定的に供給できるように行っています。
水揚げが少ないような時は、さらに徳島県側の野根漁港や高知中央に近くなる安芸漁港などから集める様な事もあります。
● 室津漁港
江戸時代に造られた漁港で非常に栄えた漁港です。カツオやクジラが多く水揚げされていました。
戦後は遠洋漁業の基地として非常に栄えた港です。現在もマグロ船など沖合漁業の船もありますが小数となっています。
現在は、基本的には沿岸漁業の漁港になっています。キンメダイなどの釣り漁の水揚げが多い漁港となっています。
● 室戸岬漁港
以前は津呂漁港と呼ばれていました。隣の室津漁港と同じく江戸時代に造られた漁港で非常に古い歴史がある港です。
現在は、基本的には沿岸漁業の漁港になっています。キンメダイなどの釣り漁の水揚げが多い漁港となっています。
また、室戸岬漁港にはドルフィンセンターがあり、イルカと一緒に泳いだりできる施設があります。
● 高岡漁港
室戸岬の東側の先端近くにある漁港。定置網漁がメインで、様々な種類の魚の水揚げがあります。
室戸のホエールウォッチングの船が出る港でも、イルカやゴンドウクジラ、運が良ければマッコウクジラが見れることもあるそうです。
室戸岬周辺は、ウミガメが多い地域で定置網に迷い込むことも多いようです。右の写真は高岡漁港内で写したものです。定置網に迷い込んだウミガメでしょうか?
● 三津漁港
室戸岬の東側、上で紹介をした高岡のすぐ北にある漁港です。高知県の第2種漁港に指定されている漁港になります。
定置網漁がメインの漁港で、様々な種類の魚の水揚げがあります。また、キンメダイの釣り漁も行われています。
● 椎名漁港
室戸岬の東側にある漁港です。高知県の第2種漁港に指定されている漁港になります。
歴史は古く江戸時代からクジラの水揚げなどで栄えた漁港の様です。現在は定置網漁がメインの漁港です。比較的大規模な定置網漁を行っており、様々な種類の魚の水揚げがあります。
近くの椎名海岸はサーフィンの名所として知られサーファーが集まっています。
室戸鮮魚はなぜ旨いか?
室戸鮮魚は、なぜ旨い!
朝どれ!産地直送!全て天然!
なので、美味しいのは当たり前なのですが更に。
1 漁場が近い!
漁場が非常に近い!
水産資源がまだまだ豊富なために、港から比較的近いところで漁が行われるのです。港に水揚げされたばかりなのは、当然ですが、船に水揚げされてから港まで遠ければ、その間に魚は鮮度が落ちていきます。
水産資源が乏しくなってきている今、漁場から港まで1日かかるような港はざらにあります。
そんな場合だと、港に水揚げされるのにすでに1日経っているんですね。
室戸の場合は違います!港から漁場までは、数時間!
船に水揚げされてから港までに鮮度が大きく落ちる事がないんです!
2 黒潮
高知といえば黒潮!
その黒潮が室戸沖を流れています。そのために、南方から黒潮に乗って、回遊魚がやってきます。栄養豊富な黒潮で育った魚は当然旨い!
3 深層水
海洋深層水って良く聞きますよね。
その海洋深層水は、室戸沖で上って来るんです。栄養豊富な海洋深層水が、室戸沖では黒潮に混じっているんです。栄養たっぷりな海洋深層水の中で育った魚は当然旨い!
室戸沖は有名な海洋深層水の湧き上がる海域としても注目を浴びています。
室戸沖23マイルの辺りに大正礁(たいしょうじ)という浅瀬があります。室戸沖の潮の流れは東から西に。この流れが大正礁に当たってどんどん海流が湧き上がってきます。
さらには岬の西側にも流れ込みつつ、深いところの水は浅瀬に当たってどんどん、どんどん湧いてきます。
『わい潮』と呼ばれる湧き上がる潮!
これは湧昇流と呼ばれ、魚類生産の約半分を生み出すと言われています。この湧き出る水こそが深層水。 室戸沖は水深千メートルを連ねる線が陸地に迫り、深層水が陸地にぶつかって湧き上がりプランクトンが湧き上がります。それを追ってマグロなど色々な魚が岸近くまでやってきます。
この湧昇流の湧き上がる最高の漁場で室戸では古くから漁が行っています。
有名な大敷き網(定置網)漁法です。 この他にもキンメダイ釣りの漁船やカツオ漁船なども出港していきます。ミネラルなどの栄養分を豊富に含んだ海洋深層水。
また汚染のない清浄な水としても知られている深層水。
こんな絶好の漁場で育った魚だからこそ、鮮度はもちろん上質の魚が育つのです。