日本海鳥取の特徴
日本海の恵みを存分に満喫できる産地です。 松葉ガニ、ベニズワイガニの産地として知られ、松葉ガニの漁獲は全国第2位の漁獲を誇ります。
鳥取県と言えば鳥取砂丘。砂丘のイメージが強いと思います。鳥取県の海岸線は砂浜が非常に多く、岩場や岩礁地帯は少ない事が特徴です。
鳥取県には、東は氷ノ山、西は大山と中国山地を代表する山が控えています。 その山々から栄養分がたっぷり含まれた水が鳥取県沿岸に流れ出しています。 その栄養分によって豊富なプランクトンが育まれます。
鳥取は、大型巻網船や大型底引き網漁による水揚げが多い産地です。しかし、各産地で小規模な沿岸漁業も盛んに行われており、抜群の鮮度を誇る日戻り漁の魚も多くあります。
日本海鳥取の◎
- 水揚げが安定している
- 魚価が比較的安価
- 貝類、エビ類、イカなどの水揚げも多い
- 冬場は松葉ガニの水揚げがある
日本海鳥取の×
- 魚種が少なめ
- 魚価の変動が大きい時がある
- 関東エリアは発送日翌日午後着
鳥取県の漁港紹介
鳥取県下での大きな漁港でもあり、東西の代表の境港、賀露。少し小さくなりますが、東の網代と西の赤碕、淀江、御来屋など、様々な漁港からの魚を集めてきます。
各漁港ともに特色があり、また水揚げが多い日があれば少ない日もあったりと様々です。
多くの漁港から魚を集めてくる事で、状態の良い魚を安定的に供給できるように行っています。
● 境港
近年は鬼太郎の町として知られています。町の中には鬼太郎がいっぱい。至る所で色々な鬼太郎に合えます。しかし、もともとは日本有数の漁港として非常に有名で町でもあります。
大型の巻き網船や底引き網船などを有し非常に水揚げ高の大きい漁港です。しかし小型の定置網も行われており、沿岸漁業も盛んに行われています。
松葉ガニやベニズワイガニの水揚げが多い産地としても知られており、様々な魚の水揚げがあります。
● 淀江漁港
鳥取県西部の比較的小さな漁港です。大型船での漁なく沿岸漁業の港です。小型定置網漁や刺し網漁、曳縄釣漁や一本釣り漁などが行われています。
沿岸での漁業が中心なので鮮度抜群の魚が揚がってきます。サワラの水揚げは多く県下でもトップクラスの水揚げを誇ります。
淀江の近くには風力発電の風車が数多くあり、その大きさには圧倒されます。
● 御来屋漁港
鳥取県西部の漁港。見かけは小さな漁港ですが、定置網漁と刺し網漁が非常に盛んな漁港です。
中でも御来屋の定置網漁は、抜群の鮮度を誇る魚が水揚げされます。御来屋の定置網で水揚げされた魚は、「御来屋定置物」として鮮度の良さはよく知られています。
また、サザエの水揚げが非常に多い漁港でもあり、鳥取県下で水揚げ一番を誇ります。
● 赤碕漁港
鳥取県の中部にある漁港。境港や賀露に比べると一回り小さくなりますが比較的大きな漁港です。
沿岸物の漁が行われており、マアジやサワラ、カサゴやキジハタなど鮮度抜群の魚が水揚げされます。
ここ赤碕は、赤碕漁協となり鳥取県漁業協同組合とは別の組織「赤碕町漁業協同組合」で運営されています。 他の漁協が合併でまとまっていく中、昔からの組織体が残っている数少ない漁協です。
● 賀露漁港
鳥取市内にあり、鳥取港とも呼ばれます。鳥取県を代表する漁港です。日本有数の漁港として知られる鳥取県西部の境港に水揚げ量は及ばないものの、鳥取県東部の主要な漁港として知られます。
松葉ガニの水揚げでは、品質の高い松葉ガニを水揚げし信頼されている漁港でもあります。
他にも多くの種類の魚の水揚げがされ、東部の漁港の中心的な役割となっています。
● 網代漁港
鳥取県東部の端の方にある漁港。大型の底引き網漁による松葉ガニやハタハタ、カレイ類、エビや貝類などの水揚げの多い産地です。
特に松葉ガニの水揚げが多く、県下でもトップクラスの水揚げを誇ります。
また、定置網漁や釣り漁も盛んで鮮度の良い沿岸物の魚も多く水揚げがされます。
鳥取県のあれこれ紹介
鳥取県下あれこれ紹介です。
● 白兎海岸
鳥取市の西部には、因幡の白ウサギの舞台でもある白兎海岸。その白兎海岸には白兎神社があります。
● 江島大橋
境港にある軽自動車のCMで有名になった「ベタ踏み坂」こと江島大橋。境港市と島根県松江市をつないでいます。
● 大山
日本海から見た「大山」「ダイセン」と読みます。鳥取県を象徴する山で近くで見ると本当に大きな山です。
● 風力発電の風車
鳥取県中部から西部(倉吉から淀江)にかけては風力発電の風車が乱立。本当に数えきれないくらい続いてます。
● 弓ヶ浜
弓ヶ浜から見た境港にある「夢みなとタワー」。鳥取県内には、こんな感じの多くの砂浜が続きます。
● 牛骨ラーメン
鳥取の中部から西部にかけてのラーメン。最近有名になってきている牛の骨から出汁を取る牛骨ラーメン。