アイゴ(スズキ目アイゴ科)
アイゴについて
30センチ、700~800g位まで成長します。
別名「バリ」と呼ばれたりします。「バリ」とは小便の事ですから、当然臭う魚という事になります。しかし、内臓や皮目の処理さえキチンと行えば、白身のおいしい魚に変身します。
ヒレに毒があるために調理の際は、注意が必要です。死んだ後も、毒は残っていますので注意して下さい。
毒のあるヒレが刺さった場合は、40~60度程度の湯で温めると毒素のタンパク質が不活性化し、痛みが軽減されるようです。
磯臭い臭いがすると言う事で、一般的にはあまり好んで食べられません。しかし、処理を正しく行えばおいしい魚なのです。西日本では、美味しい魚として非常に珍重されます。
近年、「磯焼け」と呼ばれる磯の海藻類が無くなる現象の原因の一つとして、このアイゴによる食害が取りざされています。あまり食用とされないうえに害を及ぼすので嫌われ者の魚とも言えます。
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●水揚げ頻度
★
播磨灘で水揚げされます。他の地域では、食用として流通する事は少ない魚です。播磨灘では晩春から夏頃に水揚げされます。
●味の評価
★★★
産地により評価が大きく異なります。食用としない地域も多い魚です。非常においしいと重宝される地域等があり一定の評価は出来ません。
●流通価格
★★
比較的安価な魚です。食用としない地域では値段がつかないような場合もありますが、西日本ではそれなりの値段で流通します。また活物になると安いとは言えない価格になります。
アイゴの調理法など
良く利用される調理方法
刺身、洗い、干物、焼き物、煮付けなど。また、皮目を焼いて焼き切りにも。
しっかりした食感の白身魚。生姜、柚子胡椒、ニンニク、胡椒などの香辛料を使って調理を行い、臭みを消したりもします。
鮮度が良く、キチンと処理されたものなら刺身が結構いけます。また、干物にしても美味しく食べれる魚です。
調理の際は、特に毒ヒレに注意!また、内蔵処理の際は、内臓を傷つけないように処理をした方が無難です。内臓はこの魚の臭みの原因の一つと言われています。
アイゴを食べたお客さまからの声
お客さまからのお便りその1
瀬戸内海播磨灘のアイゴ。
臭いと評判の魚。刺身でも食べれるとの事で注文しました。何と言いますか、風味のある味わい、独特な味わいが少ししますが、旨味が十分にあり非常においしい味わいです。処理の問題なのでしょうか?こんなにおいしく食べれる魚とは思いもしませんでした。これは本当に予想を覆す味です。次回はまた違う魚で冒険をしてみたいと思います。
各産地での月度別状況
- 鳥取
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 播磨灘
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 有明海
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 室戸岬
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 萩・益田
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
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