メバル(カサゴ目フサカサゴ科)
メバルについて
カサゴ目フサカサゴ科
大きな目から「眼張」となりました。日本の沿岸に住む、非常に身近な魚です。
体色が灰褐色(キン)、灰赤色(アカ)、黒灰色(クロ)の3つのタイプがあり、同種か別種かと色々と議論されていましたが、結論が出たようです。
生物学上は3種は別の種類の魚として分類されることになったようです。それぞれ「シロメバル」「アカメバル」「クロメバル」と呼ぶ事になったようです。
ただ、上記は学術上の話で一般的に流通する場合は、「メバル」として流通する事が多いです。また「クロメバル」と「メバル」とに分けて流通される事もあります。
また、単純に色で見分けがつく程、明確な色の相違がある訳ではなく、胸鰭や側線有孔鱗数などから総合的に判断するレベルの違いなので通常は区別をする事が難しいです。
個体により色合いの違いもあるうえ、生きている状態の色合いと死後の色合いも変化があるために非常にわかりにくいです。
本種もシロメバルの名前ですが、死後は茶褐色の色相が強い個体になります。活の状態では白っぽい個体が多いのですが、死後には色合いも変わってきます。
元々は身近な魚であったはずが、現在では非常に高価な高級魚となっています。頭が大きく、可食部が少ないので、本当に高い魚です。しかし、その味わいは、高級魚の名にふさわしい抜群の味わいです。
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●水揚げ頻度
★★
播磨灘赤穂で水揚げされます。他、鳥取でも水揚げされます。
●味の評価
★★★★
評価は上々で、美味しい魚として知られます。
●流通価格
播磨灘では、活物、活〆で流通される事が多く、かなり高価な価格で流通します。
★★★★★
鳥取では野〆として流通する事が多く、播磨灘産と比較すると安い値段で流通します。
★★★
メバルの調理法など
メバルの煮付け
良く利用される調理方法
煮付け、塩焼き、ムニエル、刺身、アクアパッツア、ブイヤベースなど。
やっぱりこの魚の旨みを感じるには煮付けが一番。あと、油との相性も悪くありません。また、サイズが大きい物は刺身にしても美味しいのですが、中々刺身として利用できるようなサイズは揚がってきません。
各産地での月度別状況
- 鳥取
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 播磨灘
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 有明海
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 室戸岬
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 萩・益田
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
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