ウッカリカサゴ(カサゴ目フサカサゴ科)
ウッカリカサゴについて
ヘンな名前の魚です。見た目は普通のカサゴと殆ど変わりません。最近になってはっきりと区別されるようになったようです。普通のカサゴと比べてかなり大型になるようです。
本種ウッカリカサゴは、カサゴと違いかなり大きく成長します。40センチ2kgを超えるようなサイズまで成長します。
上の写真の左は小さなサイズ。右の写真は30センチを超える大きなサイズです。小型の物はかなり区別が難しいのですが、大型の物になると一目でカサゴと違う事が解ります。
カサゴとの区別の仕方は白い斑点模様があるかどうか。加えて白い斑点模様に黒い縁取りがあるかどうか。なのですが、一番解りやすい判別方法は胸鰭の鰭条数です。カサゴは18本。ウッカリカサゴは19本になります。
室戸では、カサゴの事をガシラ。ウッカリカサゴの事は沖ガシラと呼んで区別します。沿岸の浅いエリアで揚がるカサゴとやや深い沖合で水揚げされる事が多いウッカリカサゴとを分けています。
味わいは、カサゴと比較するとやや淡白な味わいとなります。しかしカサゴと比べるとかなり大きなサイズまで成長するので色々な料理の用途に利用する事が出来ます。
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●水揚げ頻度
★★
高知、鳥取や萩・益田で揚がります。
●味の評価
★★★★
カサゴと比較するとやや劣る等と言われる事がありますが、大きなサイズになる魚なのでカサゴより利用用途も広く使いやすい魚です。
●流通価格
★★★★
水揚げされる量は少なめで流通価格はやや高めの値段で安定しています。サイズが大きなものになると比較的高値で流通する事になります。
ウッカリカサゴその他
良く利用される調理方法
刺身、霜造り、ムニエル、ポアレ、煮付け、鍋物、唐揚げ、アクアパッツア、ブイヤベースなど。
かなり大きなサイズまで成長するカサゴなので色々な用途で利用する事が出来ます。また、皮目も非常においしい魚なので皮目をうまく利用した料理等も試してみたい素材です。
和としては、刺身に加えて霜造りも皮目の旨さを楽しむ事が出来ます。煮付けや鍋物にしても美味です。皮目のゼラチン質が美味しく食べれます。
やや淡白な身は洋食の素材としても用途が広い素材です。大きなサイズの物は、ムニエルやポアレで。少し小さなサイズの物は1尾を使って抜群の旨味を引き出せる、アクアパッツアやブイヤベースなど。
各産地での月度別状況
- 鳥取
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 播磨灘
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 有明海
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 室戸岬
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 萩・益田
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
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