カンパチ(スズキ目アジ科)
カンパチについて
非常に大きくなる魚で、1mをゆうに超え、30kgにもなる大物が室戸でも水揚げされます。10kgオーバーも珍しくない魚です。
上記のように大きくなる魚ですが、一番おいしいといわれるサイズは2~3キロ程度のサイズの物で、市場でもこのクラスのサイズをよく見かけます。
流通価格も2~3キロくらいのサイズが一番高く、10キロオーバーとなるような大物は、2~3キロクラスのサイズと比較すると、単価ではかなり安い価格になってきます。
「ブリ」「ヒラマサ」「カンパチ」と近い種類の3種ですが、よく比較をされたりします。3種の中でも一番大きく成長するのがカンパチです。
他の2種と比べてカンパチは脂が比較的少なく、あっさりしているのが特徴です。加えて、最大の違いは、その食感。しっかりとした「コリコリ」とした食感が特徴です。
また、12~3月頃の「ブリ」、春から秋にかけての「ヒラマサ」と比べて、本種カンパチは、年間を通じて比較的安定的な味わいを楽しむことができる魚です。
今や無くてはならない魚の一つになった感があります。色んな居酒屋さんに言ってもカンパチの造りは必須のような感じです。
また、寿司屋さんにおいても同じような感じです。刺身の独自の食感と味わいが受けているのだと思われます。
しかし、一般的に流通しているものの多くは養殖物で、天然物となるとかなり数が少なくなり、また、価格も高くなってしまいます。
流通量の多い一般的な養殖物は、脂分が多く、あっさりとした天然物とは少し違った味わいになっています。
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●水揚げ頻度
★★★
太平洋側、室戸岬屋土佐清水で水揚げされます。日本海側では水揚げは少なくなり、また、水揚げされるサイズも比較的小さなものが中心です。
●味の評価
★★★★
刺身や寿司ネタとして欠かすことが出来ない逸品。美味な魚として認知されています。
●流通価格
★★★★
1kgこ超えるサイズは高い値段で流通します。
小ぶりなサイズの物はお手ごろな値段で流通しています。
カンパチの調理法など
カンパチのカルパッチョ
カンパチの刺身
良く利用される調理方法
刺身、ムニエル、カルパッチョ、塩焼き、煮付け、フライなど。
この魚はやっぱり刺身で食べるのが一番だと思われます。他にムニエルやフライ、煮物、焼き物などで食べられます。
カンパチを食べたお客さまからの声
お客さまからのお便りその1
カンパチの腹身を取り出した瞬間に見とれました。
品の良い淡紅色は養殖物の白っぽい脂っこさとは 全く次元が違います。少し薄めに造り、青磁の皿に比翼に盛り付ければ一際色が映え、朱鷺色に輝くそれは口に入れるのをためらうほどの美しさです。味はもちろん言うことなし、淡白過ぎず濃厚過ぎず、しなやかで爽やかな食感は、友人と二人、無口になり
箸が止まらないほどでした。
お客さまからのお便りその2
メニューはカンパチ「のお刺身」と「しゃぶしゃぶ」と残りのだしで「雑炊」にしました。フグ雑炊にも負けないおいしさです。 明日はフライとアラ汁、あさってはポアレの予定です。カンパチ1尾で3人の3日分のメインディッシュとなります。
各産地での月度別状況
- 鳥取
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 播磨灘
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 有明海
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 室戸岬
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 萩・益田
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
カンパチ関連カテゴリー
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