天然ウナギの産直通販（有明産）

ウナギ

もともとは日本各地に生息しており、身近な魚です。成魚の乱獲と養殖用のシラスウナギの乱獲により生息数は激減しています。

我々が普段口にしている養殖物と呼ばれるウナギは、天然ウナギの稚魚「シラスウナギ」を取ってきたものを育てたものです。しかしシラスウナギも激減しており、近いうちに養殖物も口に入らなくなるもしれません。完全養殖の研究が進められており完全養殖は成功しています。現在は、商業化を目指してさらなる研究がすすめられています。

一般に流通しているウナギの95％以上が養殖ウナギです。天然のウナギは5％足らずです。

天然と養殖の見かけの違い

緑のカゴの物がが天然もの。茶色のバックの方が養殖ものです。大雑把に言うと、天然物は腹がやや黄色っぽい色合い。背はやや緑がかった色合いです。養殖物は腹は白く背は黒っぽい色合いになります。

天然と養殖の味わいの違い

大きな違いは脂ののりです。養殖のウナギは脂ののりが非常に良い事が特徴です。 天然のウナギは季節により違いはありますが、養殖に比べると比較的に少なくさっぱりした脂の味わいになります。 身質はややしっかりとした引き締まった身質になります。また天然物はやや泥臭さといいますか風味があります。天然物は春から秋は比較的に脂が少なく、秋から冬にかけて脂がのります。

ウナギは川に住んでいると普通は思うのですが、ウナギには川に住んでいるウナギと海に住んでいるウナギと両方いるんです。

海ウナギと川ウナギの味わいの違い

海に住んでいる海ウナギは、エビやカニ、シャコを食べており、身に癖がなく適度な弾力があります。また皮目もしっかりとしており味わいも良いと言われています。

かなり希少で高価な海ウナギ

一般的に水揚げされる天然ウナギの殆どは川ウナギになります。海ウナギが水揚げされるのは、本ページで販売をさせて頂いている有明海の海ウナギと瀬戸内海などかなり限られた産地での水揚げになります。

水揚げが非常に少ないうえに味わいも良いとされているために、川ウナギと比較して海ウナギはかなり高価な価格で流通する事になります。

■産地：有明海の紹介

有明海は九州北部にある九州最大の湾です。福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県にまたがってある内海です。

有明海は潮の干満差が非常に激しい事。加えて非常にきめの細かい砂がこの有明海に独自の環境を作り出しました。その為に、独自の生態系ができ、珍しい生き物の宝庫となっています。

お送りする海ウナギは有明海で水揚げされたウナギを産地直送でお送り致します。