シロイカ(ヤリイカ科)
シロイカについて
分類上は、「ケンサキイカ」の分類に属しますが、胴(外套)の形状などが、通常のケンサキイカと少し違う為に、「ブトウイカ」と呼んで区別されます。胴が少し丸く、エンペラが大きく、腕が太く長いのが特徴です。
山陰地方では、「シロイカ」と呼ばれ、夏の風物詩としてメジャーな存在なので、「ブドウイカ」とせずに、シロイカとして載せました。食味は、ケンサキイカと同じですが、やや甘味が強いなどと言われます。
本種、シロイカは日本海の西部の鳥取県や島根県、兵庫県などの地域でしか水揚げされません。
太平洋や他の地域で水揚げされる物は、近種のケンサキイカとなります。関東地方や北陸地方等ではケンサキイカの事をアカイカと呼びます。
山陰地方で「アカイカ」と言えば「ソデイカ」の事となります。魚介類の地方名は本当にややこしく覚えて理解する事はほぼ不可能です。
ちなみに本当の「アカイカ」は別の種類にあり、加工品などで出回るイカで「ムラサキロールイカ」などと呼ばれます。
山陰地方では、夏に無くてはならないものです。こちらの地方では、アオリイカよりも本種シロイカの方が圧倒的に人気が高く、高価な価格で流通します。
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●水揚げ頻度
★★★★
日本海の鳥取や萩・益田で5~10月ころまで水揚げされます。
●味の評価
★★★★★
非常においしいイカとして知られ、産地ではアオリイカよりも評価が高いイカです。
●流通価格
★★★★★
かなり高価なイカで、値段は高値安定です。
シロイカの調理法など
シロイカの刺身
シロイカの刺身2
良く利用される調理方法
刺身、焼き物、干物、煮付け、ソテー、天ぷら、フライなど。
刺身が一番です。また、加熱しても硬くなりにくく、色んな料理に使えます。
シロイカを食べたお客さまからの声
お客さまからのお便りその1
シロイカが先ほど到着。
きれいなやや透明がかった白い色合いは本当に美しいですね。産地で水揚げされたばかりの時はもっと透明できれいなんでしょうね。味わいはそれは抜群。ややもっとりした食感に甘みの強い味わい。
アオリイカと比べるとより甘みが強い感じがします。
本当に美味しいイカを楽しませて頂きました。ありがとうございます。
各産地での月度別状況
- 鳥取
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 播磨灘
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 有明海
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 室戸岬
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 - 萩・益田
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
シロイカ関連カテゴリー
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